入院してもう11日目の朝です。
何だかんだであっという間に時間が過ぎて行きます。
二月の半ばに頻脈が発覚してからの、この約一ヶ月強を後々振り返った時の感想ってのは、『何だかもう記憶も飛び飛びで良く憶えてません。』とかになってしまう様な気がします。
まだ最中にも拘らず、入院中の記憶がもう既にそんな感じなのですから。
病気の方は、良くなってんのかどうなのか、相変わらず良く解らないのですが、何とか元気にやってます。
入院する前は、アレコレと考えていた計画(脱獄と遠征)も、ほぼ実行する気もなく、今はこの半ば強制的な不自由さを楽しんでおります。
夜、消灯時間の少し後にやってくるピッシィーッッ!としたサイレントな雰囲気なんてのは、もう長い事夜働いている僕には、なかなか体験できることではなくて、しかもそこに自由が無いと言うオマケ付きで、更に見知らぬ人達と相部屋で気も使いつつ…。
なんて事を考えると結構貴重な時間の様な気がしてきます。
近頃は一人で車に乗る時は音楽もかけずに無音です。特に夜は。無音と言ってもエンジン音は仕方ないけど。
とにかく、ひたすら無音を楽しんでます。心地良いし。無音も音楽だと思うしね。
勿論、休みの日に自宅にいる時にだって、似たような時間はたまにはやってきますが、自宅には気なんて使わない家族がいるし、こちらの都合なんてお構いなしの愛猫や、手を延ばせば無数に有る僕の趣味のツール達とか、何となく点けっぱなしのテレビとか…etc...。
良くも悪くも何かに邪魔されてしまう事が多いのです。
しかもいつでもやれそうな事はいつ迄もやらないし…。
僕は子供の頃から、闇夜に集中力をフルに発揮するラジオ少年だった故に、この入院生活の集中力の高さたるや尋常では無いのです。
目の前には本が沢山あって、環境もバッチリ。お菓子も山の様にあるし。タバコは病室には無いですけど。
そんな訳で久々の活字漬けの時間を満喫しています。
どう言う理由であれ、せっかく手に入れた集中タイムを無駄にはしたく無いですし、確実に何かに活かさねばと思います。
次また半月入院するなんて時はもう死ぬ時かも知れませんし。
いやホントに。
そう考えるとやはり貴重なのです。
一つ本当に残念なのは、この集中力の高さでギターの練習に臨めない事ですかね。
きっと捗ると思うけどな。
ま、仕方ないけど。
時は金なり。
良い言葉ですね。